トライオートETFの状況と実績(2023年1月版)

インヴァスト証券のトライオートETFで1600万円弱運用中です。

投資対象はTQQQ(NASDAQ100トリプル)。

2022年12月の1ヵ月の損益は-115,042円でした~。金利が痛い…。

元本は約1,100円なので利益が出てないわけではないんですけどね~。2022年はひどかった…。

ちなみに、残念ながら私がやってる自動売買は現在は新規での注文はできません
手動ならできますけどちょっと面倒です。

あと、手動でやるならトライオートETFはお勧めしません(広告を貼っておいてこんな事書くのもアレですけど)。

先月の記事はこちら→トライオートETFの状況と実績(2022年12月版)

トライオートETF
目次

TQQQ・NASDAQ100の状況

「TQQQとかNASDAQ100って何?」という方はこちらから→TQQQ(NASDAQ100のレバレッジ3倍ETF)について

TQQQのチャートはこんな感じ。(この辺は週次報告でも同じような事書いてますけど再確認ということで)

TradingViewのチャートです。日足。4月くらいからの。

黄色いところが決済の注文です。ゴチャゴチャして見づらくてすいませんです。
新規注文は赤紫で表示されるのですが、今はないですね。
緑が現在値ですが、これは1月2日にスクショしたものです。ちなみにBID(こちらの売値)表示です。

先月は下がりましたね~。安値のところで踏みとどまってはいますけど、今年はどうなるかな?

ちなみに週足だとこんな感じです。

TradingViewのチャートです。週足。3年分くらい。

こうして見るとだいぶ動きが弱くなってきましたね。割合で動くから当たり前ですけど。

今のところをブレイクしたら10ドルくらいまで行っちゃいそう。

TQQQのベンチマークであるNASDAQ100の週足のチャートはこんな感じ。
(正確にはTQQQのベンチマークはQQQですけど、便宜上)

上の青いラインと下の赤いラインの幅がだいぶ狭まってきました。どちらかを超えれば一気に動くでしょうか?全然分かりません。

角度から言うと下に行きそうな…。おっかない。

いっその事、さっさと黄色いラインまで下がってさっさと上がってほしいんですけどね~。

注文設定

一応注文設定を載せておきますが、ちょっと邪魔くさいので折り畳みにしておきます。変わってないですしね。

注文設定は40~160ドルは自動、20~38ドルは手動での注文になっています。

40~160ドルの注文設定(自動)

以前は使えた鈴さん考案の「ナスダック100トリプル_大暴落でも継続運用」を使わせてもらっています。

今はナスダック100トリプルの自動売買はできなくなったので、これを新たにするには手動で注文しなくてはいけません…。かなり大変。

設定内容は簡単に書くとこんな感じ。5つのブロックに分かれています。

このうち、0~40ドルは現在は停止しています。

鈴さんのブログでは160~180ドルのブロックは記載されていませんでしたね。鈴さんは運用しないからかな?

1つ1つの細かい注文はこんな感じになっています。

これを利益幅8ドルとか4ドルとかで使っています。

でもこれを手動で注文するとなると大変ですよね~。そもそも自動じゃないならインヴァスト証券のトライオートETFを使わなくてもいいし。
他の証券会社でもいいですね。自分は使い慣れてるのでインヴァスト証券さんを使わせてもらいます。

TQQQをCFDで取引できるのは、インヴァスト証券IG証券GMOクリック証券でしょうか。
手数料の安いところで良いかな、と思います。
単純にスプレッドで比較すると、
インヴァスト証券:0.41ドル
IG証券:0.04ドル(取引手数料が別にかかるはずです)
GMOクリック証券:0.09ドル
みたいです。(実際の取引画面で確認)

TQQQをETFの現物として取引できるようになりました。
2022年11月からSBI証券マネックス証券楽天証券松井証券が取り扱いを始めたみたいです。
CFDとETFだと性質が違いますけど、自分のこのやり方ならETFでも良いかも?金利も払わなくていいし。

手動で注文するとしたら、ここまで細かくはやらないかな~と思います。

例えば40~80ドルのブロックは、自分なら5ドル間隔くらいにすると思います。40、45、50…という感じ。

これなら46本から9本にまで注文を減らせますもんね。さすがに46本は面倒です。

20~38ドルの注文設定(手動)

トライオートETFの状況と実績(2022年8月版)に書いたのと同じ内容を載せておきます。コピーです。

  • 注文はIFD(1つ目の新規注文が成立したら、2つ目の決済注文が自動で発注される)
  • 20~38ドルの間に2ドル幅で新規注文
  • ロット数は10ロット(10ロット未満だと注文できませんでした)
  • 利益幅は3ドル(利益幅の項目はないので自分で設定します。例えば22ドルで買うやつは決済を25ドルにするとか)

実際に注文した画面はこちら。

発注当時(7/24)の値が29.58ドル(ASK、買値)だったので、それより高い30~38ドルは逆指値、20~28ドルは指値注文になっています。

必要資金はこちら。

1ドル140円での計算ですが、0ドルまで耐えるのに必要なのが456,000円。10ロットごとに50万円追加する感じですね。

手動の部分(20~38ドル)は、決済されたら再発注はしないつもりです。トライオートでは。

手動の部分をトライオートETFで設定したのは間違いでした。

スプレッドのところに書いてますが、インヴァスト証券はスプレッドが広いんですよね。

自動売買のものにだけ適用されるならいいのですが、手動での注文にも0.41ドルのスプレッドが適用されます。

スプレッドですが、IG証券は0.04ドルGMOクリック証券は0.09ドルです。

ならIG証券で良いか~と思ったのですが、IG証券は株式CFDの取引は手数料が取られます。1回最低16.5ドル。
1ドル150円で計算すると2,475円

ロットが大きいとか、長期で持つなら気にならないのですが、私のこのやり方は頻繁に取引をすることになるので1回ごとにこの手数料はちょっと痛いです。(今はまったく取引なしですけどね~)

ということで、GMOクリック証券にした方が良いかな?

…と思ってたのですが、上にも書いた通りTQQQの現物ETFが買えるようになったんですね~。

メリットとデメリットは何があるだろうか?

ETFの場合はレバレッジは基本は1倍です。信用取引使えば上げられるけど。

今の状況を見ると分かると思いますが、TQQQの場合は1倍じゃないと危ないですね。2倍でやってたらすぐにロスカットされてました。

「0ドルまで耐えられる」ようにするには結局1倍でやるしかないので、これはデメリットではないですね。

あと売りも出来ない(信用取引なら出来る)のですが、基本的には売りはしないので、これもデメリットではないです。

次に手数料。

SBI証券の実際の取引画面を見てみたのですが、

23ドルくらいの時の1口あたりの手数料は消費税込みで17円(売る時にもかかるとして倍の34円。売るときにはかからない?)。
ちなみに円貨決済での手数料です。

トライオートETFの売買手数料はかかりませんが、実質スプレッドが手数料になりますよね。
これは0.41ドルなので1ドル=147円で計算すると約60円

GMOクリック証券は0.09ドルなので13円くらい

トライオートFTEよりは安いけど、GMOよりは高いですね。

あと、CFDには金利がかかりますね。12月の時は13万円くらい引かれてました。ポジションに対して10%以上です。

GMOの方はどのくらいなんだろうか?よく分かりません。実際にやってみれば分かるかな?

あとはかかる手間ですが…。

ん~、これは実際に取引してみないと何とも言えないかな?

という事で、2022年12月末からSBI証券の現物ETFを試してみることに。

※週次報告(1週間の損益 2022/12/26週 -109,485円)に書いてる事と同じような事を書いてます。

とりあえず元本は30万円でやってみる事にしました。

SBI証券にそのままお金を入れて円貨決済するか、SBI証券で円を米ドルに換えても良かったのですが…。

せっかくなのでコストの低い方法にしてみることに。

まず円貨決済の場合、買う時に「円→米ドル」の為替手数料、売る時にも「米ドル→円」の為替手数料が発生します。たぶん。

一度だけとか、たま~に取引するならその方が面倒じゃなくて良いと思うのですが、新規と決済が繰り返されるやり方にはちょっともったいないな~と。

最初から米ドルに換えてから売買した方が為替手数料分が省けるので良いですよね。

そこでSBI証券での「円→米ドル(または逆)」のスプレッドはいくらか見てみると0.25円。つまり25銭。狭くはないですよね。

で、住信SBIネット銀行という銀行で米ドルに換えてSBI証券に手数料無料で振り込めるのですが、ここだとスプレッドは6銭

たぶんこの方法が一番コストがかからないのかな?もっといい方法があるのかもしれませんけど。

という事で、さっそく住信SBIネット銀行の口座を開設して、30万円振り込んで米ドルに換えて、SBI証券に振り込みました。

米ドルに換えたのが12月26日だったのですが、当時のレートが132.84円だったので、2,258.35ドルになりました。

住信SBIネット銀行の約定履歴です。

この2,258.35ドルを全部SBI証券に入金しています。

で、12月27日にSBI証券にてTQQQの現物ETFの注文を発注。最初はこんな感じでやろうと思ってました。

2,200ドルに収まるように注文を設定してみました。かなり適当ですけど。

注文幅は2ドルです。1ドルだと面倒なので。

ちょっと気になったのが、一口あたりの手数料が結構いいペースで上がってるんですよね~…。
ちゃんと前もって調べてなかったのが悪いんですけど、電化製品とかも説明書を読まないで使うタイプなので仕方ないです。

ん~、この感じだと上の方はGMOクリック証券のCFDを使った方が良いのかも?あちらはスプレッドのみなので、どの値で買っても同じになりますし。でも金利がかかるんだよな~…。

とにかく、実際の注文した画面がこちら。とりあえず10~28ドルの間の注文だけ。

実際にやってみて思ったのが、「IFD注文ないんだ…」というのと「やっぱりめんどくさい…」という事です。

IFD注文は当たり前のようにあるもんだと思ってたので…。これだと新規注文が約定してから決済注文を入れないといけません。

注文も連続して入れられないんですよね。いちいちTQQQを検索しないといけない(パソコンだと。ここについては後述します)。

まあでもそんなに頻回に約定するわけでもないし、とりあえずこれでやってみようと。

でも、12月27日~30日は一つも新規注文が約定せずでした。動きがないんですよね。

という事で、注文幅を2→1ドルに狭めることにしました。
「1ドル幅は面倒」と思ってたのですが、そもそも全く引っかからないんですよね。面倒も何もないや、と。

新しい設定はこちら。

なんとなくこの形がしっくりきたので。利益幅に関しては悩み中。

実際の注文した画面はこちら。面倒なので現在値(17.30)の上下3本ずつにしました。どうせあんまり動かないし。

…元日の夜にやってます。

で、パソコンだと注文が面倒だったのですが、スマホのアプリだとそうでもなかったです。サクサク。

ちなみにですが、注文の期限は約4ヵ月先まででした。90米国営業日ってことらしいです。無期限ではなかったです。

注文を現在値の上下3本ずつにしたのはこれも理由です。現在値からあんまり離れた注文は約定する前に失効するでしょうし。

手数料がやっぱり気になりますが…。

SBI証券のサイトより。

TQQQが40ドルなら一口あたり約0.2ドル。60ドルだと約0.3ドル。80ドルだと約0.4ドル。

利益幅を例えば4ドルにすると、80ドルの時は10%持って行かれるわけですね。

トライオートETFだとスプレッドが0.41ドルなので、利益幅が4ドルの場合はどの値でも10%取られてることになるので…。

まあいいかな?金利がかからない分、だいぶコストは減りますね。手動だからそうでないと困りますけど。

ただ~、GMOクリック証券だとスプレッドが0.09ドル。しかもIFD注文もできる。
注文の有効期限は「翌週末」までですが、どうせほぼ毎日見るからあんまりデメリットではないですね。

あとは金利ですが…。総コストはどんなもんなんだろうか?場合によってはGMOに乗り換えるかもしれません。

でもまあ、しばらくは現物ETFでやってみようと思います。

ちなみにですが、SBI証券には買付手数料が無料の「SBI ETF セレクション」だかいうのがあって、VTやVOOなど10銘柄が手数料なしで買えるのですが…やっぱりよく動くのはTQQQですよね。という事で、そっちは使いません。

現在のポジション・口座状況とか

2022年12月31日時点のポジションはこんな感じです。

前回と何も変わっていません。

左上の「トレード・買」っていうのは手動で発注したとこのポジションです。他は全部自動での注文になります。

120~160ドル、160~180ドルのブロックは分割前に約定したものなので、今は60~80ドル、80~90ドルになっています。

2022年12月31日時点の口座状況はこちら

先月と比べると含み損が22万円くらい増えたかな?大きい金額のはずですが、1,000万円以上含み損があると気にならないですね~。

資金効率も「バランスが良い」を維持しています。米ドルが上がらないおかげですね~。助かる。

毎週の週次報告にも載せていますが、現在のロスカットレートの計算。1月2日時点のものです。

現在のロスカットレートは2.32ドル。11月初めのときは8.88ドルだったのでだいぶ下がりました。

ということで、入金はしないで様子を見ることにします。一応銀行の口座には入れておきますけど。

このまま米ドルが下がって110円くらいまで行ってくれると良いんですけどね。そしたら逆に出金できます。

油断はしていませんが、とりあえず一命は取り留めたでしょうか?

先月の成績・今までの実績(ついでに2022年の年間の成績も)

2022年12月の1ヵ月の損益は-115,042円でした~。泣ける。

決済は何もなしでした。一番近い決済注文が25ドルですからね~。しばらくは無理でしょうね。

12月は金利が引かれましたが、分配金もありましたね。

12/1~31の期間損益報告書です。

金利が-131,494円分配金が16,452円

ということで、合計で-115,042円でした~。

開始した2020年3月からの実績はこんな感じです。

マイナスのところを赤字にしてみました。

累計の利益が500万円を切ってしまいました…。残念。今年に期待ですね~。期待して良いのかな?

2022年の1年間の損益は+563,328円でした。1年間の期間損益報告書です。

売買損益+分配金で845,272円。これだけ見ると悪くないんですけどね~。昨年は金利がひどかった。しつこいですけど。

でも、ホントこの金利が下がってくればこのままトライオートETFで続けても良いんですけどね。スプレッドは仕方ない。自動売買だし。

上の実績の表を見てもらえば分かりますが、6月の時点では金利はそれほどでもなかったんですよね。ドンドン上がってきちゃって。

今くらいのが来年いっぱいも続くとなると、来年は50万円くらい金利で取られることになります。

為替のマイナススワップみたいなもんだと思って諦めても良いのですが…。ん~。

損切りをするつもりはないので、なんとかして稼がないといけないですね。ワクワクします。

では、今回はこんなところです。また来月🙋‍♂️

トライオートETF


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この記事を書いた人

北海道在住の40歳くらい。45歳にセミリタイアすべく資産運用勉強中。
リピート系がメインでしたが、今はいろいろお試し中。
投資の過程や実績を載せています。
つまりただの記録です。

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