米国高配当ETFのひとつ「VYM」。
ETFの現物と、レバレッジをかけたCFDではどのくらいコストとかに差が出るのかの実験です。
ガバガバですけど。
前回の記事です→VYM 現物とCFDで比較 7ヵ月経過(2022年11月)
開始したのは2022年4月初めです→VYM 現物とCFDで比較 開始(2022年4月)
どういう内容でやっているかは↑の4月の記事に書いています。
今は経過だけ載せてるので、かなりあっさりしてますけど。
利用してる証券会社は、現物はSBI証券、CFDはIG証券です。
ここと、
ここ。
8ヵ月経過(2022年12月3日)
チャートはこんな感じ。
ここ1ヵ月の部分を黄色枠で囲ってます。
先月の流れを引き継いで11月も上がりっぱなしですね。
買ったのは3月の終わりで112.5付近ですが、すでにほぼ戻してますね。
安くなった時に買うのが一番なんでしょうけど、こういう動きをするならドルコスト平均法の方が向いてるのかな?要は毎月一定額積み立て。考えなくていいし、楽だし。
比較のために大体同じ期間のS&P500のチャート。
こちらも上がってるのは上がってるけどそれほどって感じですね。
銘柄数もS&P500は約500、VYMは約400で似たようなもんですが、構成銘柄が全然違いますもんね。
同じ米国でも結構差が出るもんですね。当たり前と言ったら当たり前なんですけど。
金利の影響を受けやすいのは成長企業っていうのがよく分かりました。
8ヵ月経過した11月30日時点の状況です。
〇現物(SBI証券)
先月末は+10,667円でしたが、現在は+8,336円。円換算だとちょっと下がってますね。
分配金を入れると+9,305円。
ちなみにドル建てだと-36.48ドル→-10.14ドルと、かなり上がってます。チャートの通りですけど。
先月末の米ドルのレートが147.85円でしたからね。1ヵ月で10円近く下がってる。為替の影響がかなり出てますね~。
〇CFD(IG証券)
現在-7,699円(元本100,000円-証拠金有効残高92,301円)です。
1ヵ月前が大体-16,000円くらいだったので8,000円くらい回復。
ちなみに、12/3時点では「未実現損益」が+1,034円でした。プラスになってる~。でも手数料のせいでまだ合計ではマイナスです。
いつもの金利の状況。
先月は-34円とか-36円だったので、またちょっと上がってますね。
でも11月は-39円ですが、12/1とか12/2は-38円になってますね。なんでだろう?まだアメリカの金利って下がってないですよね?
CFDの金利って証券会社が個別に決めることなのかな?FXのスワップみたいに。
とにかくCFDってこの金利が痛いですよね。現物ETFだと払う必要のないものだし。
売買のしやすさで言えばCFDの方が便利ですけど、長期でやるもんじゃないですね。
レバレッジを効かせられるのは利点ではあるけど、自分みたいな初心者にはリスクの方が大きいかなと。
今回のこの検証とTQQQの方ですごく勉強になりました。
今のところ、現物とCFDレバ約2倍の差は17,004円で現物の勝ち。
先月と比べるとさらに1万円くらい差が縮まりました。そろそろ逆転しそうな感じですね。
これから株価が上がってきて円高になればCFDの方が一気に抜いていくでしょうけど、株上がるのかな?
金利の上昇が止まれば成長株は上がってくるんでしょうけど、来年に景気後退ってなれば成熟株は下がる?その辺もよく分かりません。
まあ、今回のこの検証はあくまで現物とCFDの比較なので、VYM自体がどうこういうものではないから別に気にしなくて良いのですが。
でもこうやって自分でやってみるといろいろと発見があって面白いですね。
あと、以前たぱぞうさんがツイートしていた【PFFD】の東証版にも興味があります。
正式名称は「グローバルX 米国優先証券 ETF」、銘柄コードは【2866】。
分配利回りは約6.41%、経費率は0.23%(Global X社のサイトより)。
優先株という事で議決権はないですが、そもそもそんなものは自分は要らないし。
探せばいいものがたくさんあるんでしょうね。自分が知らないだけで。
では今回はこんな感じです。一応毎月経過を報告する予定です🙋♀️
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