S&P500について

学は以て已むべからず」by荀子

勉強したことを片っ端から忘れてしまうので、いっそ記事にしておこうと思います。

人に見られるものならより深く学ばないといけないですしね😄

まずは投資を始めてる人なら大体の人が知ってるS&P500から。

一気に色々書けないので少しずつ足していくかな。

目次

概要

ニューヨーク証券取引所NYSE MKTNASDAQの3つの証券取引所に上場している企業の中から代表的な500銘柄を選んで、その株価を時価総額の比率で加重平均して算出される指数、という事がWikipediaに書いてます。

算出してるのはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社

「NYSE MKT」は2017年に「NYSE Amerian」に改称したと書いてるのもあるのですがよく分かりません。
NYSEはニューヨーク証券取引所だしなぁ。

要はニューヨーク証券取引所かNASDAQに上場してる「アメリカの代表的な企業500社」ということで良いかな。

「社数」は500だけど「銘柄数」は500を超えることもあるとか。なんのこっちゃ。

アメリカの企業だとみなされなければ対象外になるみたいです。本社がアメリカにあれば良いのかな?

時価総額加重平均は、大きい会社はたくさん組み入れて、小さい会社はそれなり、という感じ?

関係ないですが、アメリカには証券取引所が16もあるんですね。ニューヨーク証券取引所とナスダックしか知りませんでした🙄

読み方

読み方は「えす あんど ぴー ごひゃく」または「えす あんど ぴー ふぁいぶはんどれっど」。

でも面倒だからか「えす ぴー ごひゃく」という人も多いですね。

Standard & Poor’s 500 Stock Indexの略称だそう。日本語だとスタンダード・アンド・プアーズ500種指数

さらに日本語だと「標準的な貧乏企業500社」…みたいな冗談をリベ大の両学長が言ってました。確かに。

成り立ち

S&P500の誕生というか基礎?ができたのが1923年だそう。スタンダード統計社によって26業種、233の企業を含む指数を開発したとか。

1941年にスタンダード統計社とプアー出版社が合併してスタンダード&プアーズになって、

S&P500が現在の形になったのは1957年。65年前です。コカ・コーラが日本で販売を開始した年ですね~。

スタンダード&プアーズがマグロウヒルに買収されたのはその後の1966年なんですね。

んで、2012年にそのマグロウヒルの子会社だったS&P インデックスと、ダウ・ジョーンズ・インデックスが合併して
今の「S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス」になったと。スタンダード&プアー&ダウ&ジョーンズですね。

親会社のマグロウヒルが「S&P グローバル」に社名変更したのが2016年だそうです。かなり最近なんですね。

なんか合併や社名変更がたくさんあってよく分かりません。

S&P500に採用される条件

S&P500に何を入れて何を外すかを決める指数委員会というのがあるみたいです。

そこの人たちの判断になるそうですが、一応公開されてる条件として、

  • アメリカの企業であること
  • 時価総額が53億ドル以上であること(もう違うかも)
  • 4四半期連続で黒字であること
  • 浮動株が発行済み株式総数の50%以上あること

の4つがあるそう。

アメリカ企業であること、というのは上にも書きましたね。

時価総額53億ドルってことは日本円にすると約6700億円くらい(1ドル127円で計算)。

日本でも200社くらいはありますね。S&P200JPとか作ればいいのに。分散弱いけど。

ただこの時価総額の○○億ドル以上という条件は年々上がってるみたいですね。今はもう53億ドルじゃないのかも。

4四半期連続黒字というのは、たとえ時価総額が大きくても落ち目になってきた企業は外されるのかな?

この辺は委員会の人たちの判断なんだろうか。伸びてる企業を入れるってことですね。

4つめの条件は、要は証券取引所を通して誰でも買えるってことでしょうか。たぶん。

あと上の条件には入れてないですが、業種の比率もあるみたいです。

「アメリカ企業全体の業種の比率」と「S&P500の構成銘柄の業種の比率」が同じになるようにしてるそうです。

S&P500に入ってる企業だけでアメリカ市場の時価総額の78%くらいを占めるそうです。

S&P500がアメリカ市場全体を表してるといわれる所以ですね。

構成銘柄

500社全部書いても自分もわけ分かんないので、比率が高い上位10銘柄だけ載せます(上位10ではない)。

ただこれに関しては結構変動するので「大体こんなもんだ~」で良いのかなと思います。

少し前に見たときはテスラが入ってたんですけどね。

ちなみに時価総額だとこんな感じ(2022年5月25日現在)

ん~、基本的には時価総額の大きなものをより多く組み入れてるはずなので順位は同じになるはずですが…。

銘柄の入れ替えは四半期に1回あるみたいなので、また変わるんでしょう。たぶん。

んで、この時価総額の大きい順に組み入れる比率も大きくするのが時価総額加重平均ということらしいです。

1位のアップルは6.5%、下の方の銘柄は0.01%とかです。

1位の会社と500位の会社を同じ割合で入れてたら「アメリカ市場全体を反映してる」とは言えないですもんね。

日経225は単純な株価の平均らしいですけど…。(TOPIXは時価総額加重平均だそうです)

業種別の構成比率

業種(セクター)別の構成比率です。

BlackRockのHPに載っていた数値を元にグラフにしてます。

今はやっぱりIT銘柄が多いんですね。時代と共に変わるんでしょうけど。

しばらくはITが強いのかな。これからさらに、かもしれませんが。

先にも書きましたが「アメリカ企業全体の業種の比率」と「S&P500の構成銘柄の業種の比率」は同じになるように組み入れているそうです。

過去60年くらいのチャート

S&P500が今の形で算出が開始されたのが1957年ということで、その辺からのチャートです。

TradingViewのチャートです。

1941年から1943年における平均指数を10として、その推移になります。

現在は4000ポイントくらいなので400倍ですね。

指数関数的に上がってますけど、割合の世界なのでそう見えちゃうだけですね。

ここ10年(2012年~2022年)だと4倍弱といったところでしょうか。それでもすごいですね。

ちなみに暴落があったときも書いておきました。

コロナショックが可愛く見えますね~。

ちなみに日経225はこんな感じ

TradingViewより

1984年からのチャートしかありませんでしたが、右肩上がりとは言えないですね。

ただここ10年は右肩上がりですね。3倍強上がってる。

1989年12月を超えてくるのはいつになるのかな?

買うとしたら、S&P500は一括投資、日経225はドルコスト平均法が良いのかもしれないですね。

ちなみに私はS&P500を積立NISAで積み立ててます。言ってることが違いますが…。

2022年5月現在の状況はこちら→

なんだかんだ言ってもこれが一番安心ですね~。

とりあえずこんなもんで。

ちょこちょこ情報を足していこう。

※2022/6/7 S&P500に連動した投資信託について書いてみました。

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※2022/6/15 S&P500に連動したETFについて書いてみました。

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この記事を書いた人

北海道在住の40歳くらい。45歳にセミリタイアすべく資産運用勉強中。たぶん45歳にはできなさそう。
リピート系がメインでしたが、今はいろいろお試し中。
投資の過程や実績を載せています。
つまりただの記録です。

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