過敏性腸症候群、かっこよく言えばIBS。かっこよくないけど。下痢だし。
仕事中も苦しめられてます。というか仕事中にしか症状出ませんけど。
今は薬も出てきてるんですけどね、結局のところストレスを減らさない限りは良くならないですよね。
いくら薬を飲んだとしても対症療法に過ぎないし。
仕事をしてない時期が1年ほどありましたが、その間は何ともなかったし。
自分の場合、IBSに適応のある薬を飲むよりも安定剤的なものを飲んだ方が効果ありますね。
といっても、朝は仕事に行く前に色々とお腹の薬を飲んでます。
正露丸を10粒前後、桂枝加芍薬湯を1包、赤玉を1包。あと市販のブスコパン。ついでにGABA(これはお腹の方ではないです)。
ちょっと飲みすぎですが、これでもダメなときはダメですね。
冷や汗かきながら仕事してます。
抗ムスカリンでガッと大腸の動きを止めた方が良いんですけどね。
ブスコパンは抗コリンなんですけど、なんかいまいち効きが…。
抗コリンはアセチルコリン受容体を全般的抑えるものですが、
その中でも特にムスカリン性アセチルコリン受容体を抑えるものを抗ムスカリンといってます
というか、薬価は5.9円なのに市販のは20錠で1200円くらいします。約200倍高い。
市販薬ってこんなのばっかり。まあ市販薬が安く手に入るようになったら医師会からクレームがきますよね。
以前はトランコロンという薬をよく使ってました。
古い薬ですが、効きめはまあまあで口渇がひどい。昔の薬って強めのが多いですね。
薬価も今は5.7円くらい?100錠買っても570円。
イリボーという薬の5㎍が1錠140.5円。良い薬だと思いますがちょっと高すぎです。
というかそもそも平日に病院に行く時間もないし、市販の薬を使わざるを得ません。
というわけで正露丸とかを使っているわけです。
ちなみに正露丸はラッパのマークではないやつです。ちゃんとロートエキスが入ってるやつ。
自分はヒョウタンのマークのやつです。これには9粒でロートエキスが19.8mg入ってるみたいです。
病院で処方される場合、1回量が20mgくらいになるので10粒前後飲んでるわけです。
お勧めはしません。ちゃんと用法・容量は守ってね。正露丸にはロートエキス以外にも入ってるし。
で、ヒョウタンのマークのではないのですが、こんなのがありました。
これには9粒中にロートエキスが30mg入ってるみたいです。こっちの方が良いかな?
550粒入って714円。ラッパの方は400粒で2300円くらい。話にならないですね。
薬ってこういうのが多いですね。成分量が少ないのに値段が高いっていう。ブランド料でしょうか?
薬を買う時はちゃんと成分量も見ましょう。
まあロートエキス自体あまり使われないですけどね。当たり前だけど抗コリン作用があるので副作用も色々。
ラッパの方はそれもあってロートエキスを入れてないのかもしれないですね。でも高い。
ロートエキスの適応は「胃酸過多、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、痙攣性便秘」となってて「下痢」は入ってません。
作用機序を考えると明らかに痙攣性便秘よりも下痢の方が使えるのに。
そんなことはどうでもいいのですが、早くセミリタイアしてストレスフリーになりたいですね~。お腹のためにも。
仕事をするためにお金使って薬を買うってなんだかアホらしいです。
薬剤師の仕事は嫌いではないんですけどね。患者さんとのやり取りだけで良いなら全然問題ないんです。
患者さんと話すのも嫌いじゃないし、感謝されるのも嬉しいものです。
でもこの業界が心底イヤになってます。病院も薬局もお金のためにしか動かないし。
企業なんだから当たり前の事なんですけどね。それでこちらも給料もらってるわけだし。
でも、なんだかな~って思うんです。慣れないもんですね。
というただのグチでした🙇♀️
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