好きな本、というよりは思い入れのある本、と言った方が正しいでしょうか。
小学生の頃に図書館で見つけて、何度も繰り返し借りて読んでましたね。
でもやっぱり自分のものにしたくて古本屋を探しまくって買いましたけどね。
ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」。
赤がね色の布張りの装丁、二匹の蛇が互いの尾を咬んでる紋様。
物語の中で主人公が読んでいる本と自分が今まさに読んでいる本が同じものと分かったとき、
子供ながらに「自分にも何か起きたらいいな」とワクワクしたもんです。
ちなみに文庫本も売ってますが、ハードカバーのしか読んだことがありません。
この本はハードカバーだからこそですね。この本自体が物語そのものです。
興味のある方はハードカバーの本を買って装丁を確かめてみてください。(カバーを外した写真はネットで見つかりますけどね)
この題名ですが、「ネバーエンディング・ストーリー」と言った方が分かる方が多いかもしれませんね。
あの主題歌は今でもたまに使われていますよね。ネ~ヴァ~エンディンスト~~ォリィ~~。
映画は…まあ何というかちょっと違いますけどね。あれはあれで評判は良かったのかな?
同じなのは前半のアトレーユの部分だけで、あとは色々とあれでしたけど…。
先に本を読んでたのであんまり面白いとは思いませんでしたね…。主人公の格好も全然違ったし。
幼ごころの君は可愛かったような気もしますが…。あんまり覚えてないなぁ。
許せないのはフッフールの名前がファルコンになってた事です。
なんですかファルコンって。アメコミじゃあるまいし。まあどうでもいいですけど。
大体はどんなものでも原作を先に読んでしまうと映画がつまらなく思えてしまうのは仕方ないかな。
情報量が全然違いますもんね。内容がペラペラになっちゃう。自分の想像してたイメージも崩れるし。
なので原作を読んでしまった映画は極力見ないようにしてます。
まあ、これは別の話、いつかまた、別のときに話すことにしましょう。
この言葉もこの本を読んだ人なら分かるかな?多少変えてますけど。
「別の時に話す」って書いてるのにその物語はそこで終わりになるんですけどね。気になる~。
作中での一番印象に残ってる言葉は「汝の欲することをなせ」ですね。
主人公はこの言葉に従い世界を再建し、自らを崩壊させていきます。
大人が聞くと邪な事しか考えないでしょうけど…。
自分が本当にしたいことを見つけ成し遂げよという意味です。
決してそのときの欲望を満たせと言ってるわけではないのであしからず。
ファンタジーでこの物語を超えるものはないと思ってます。もちろん個人的に。
ちなみにミヒャエル・エンデの他の本は読んだことはありません。まあ別にこの作家さんのファンってわけじゃないしね。
あとこれを書いてるときに知ったのですが、ミヒャエル・エンデは日本版「はてしない物語」の翻訳者の方と結婚したみたいです。
まあこれもどうでもいいかな。
もっといろいろと書きたい事があったはずだけど眠くなってきたのでこのへんにしておきます🙋♂️
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