一応投資ブログなのに投資関係について全然記事にしてないな~と思いまして…。
まず手始めにNISAで積み立ててるS&P500について自分用にまとめてるところなのですが、調べることが多くてやたらと時間がかかってます。
一応毎日仕事から帰ってきてからそれをやってるのですが、ここらでちょっと休憩。
一服、という事で抹茶について書こうと思います。
若い時は抹茶なんてあんまり興味なかったんですけどね。抹茶アイスを食べるくらい。
だいぶ前に自分が担当してた施設(いわゆる老人ホーム)に薬のセットをしに行ったときに、そこの施設で「お茶会」というのをやってました。
正月のイベントだったかな?
その施設の看護師さん(当時65歳くらい)が以前はお茶の先生をやっていたそうで、施設に入居してる皆さんに抹茶を点ててたんです。
で、「あら~、○○さん(自分)もどう?」という事で飲ませて頂きました。
「まぁ、興味ないけど顔を立てておいた方が良いかな…」くらいの気持ちです。
でも一口飲んでその美味しさに感動しました。ほんっとうに美味しかったんです。
今までお茶に感動なんてしたことなかったんですけどね。今まで飲んでたのは何だったんだ?と。
その日はずっと抹茶の点て方を教わってました。仕事中でしたけど…。
作法に関しての教えは断りました。そちらは本当に興味なかったんで。
お茶の先生(看護師さん)も「あんなのは正直どうでもいいのよね~」という感じだったし。
それからしばらくは自分で点てて飲んでましたね。
お湯の温度や茶筅の動かし方で味がかなり変わるもんです。
ちなみに自分で最初に買った抹茶は「金輪」というやつです。
20gで1000円くらいだったかな。これでかなり使えます。
これを買って自分で最初に点てて飲んでみたときは「なんだこれ?」という感じでした。全然美味しくない。
で、これを施設に持っていってお茶の先生(看護師さん)に渡したんです。「これ買ってみたんですけど美味しくなくて…」と。
先生は「あらそう~?これも良いお抹茶よ~」と言ってその場で点ててくれました(なぜか茶器が施設に置きっぱなしになってた)。
そしたらすごく美味しいんですよね。不思議なことに。同じ抹茶のはずなのに。
「え?なんでこんなに違うんですか?」と訊くと「当り前じゃない!何十年やってると思ってるのよ!」と(口調が変わりました)。
ん~、おんなじようにやってるはずなんですけどね~。全然違うんです。
お湯の温度に関してはそれほど違うことはないので、茶筅の動かし方なんでしょうね。あと時間かな。
あとは抹茶の粉の量が微妙に違うとか?
自分でもしばらくやってるとある程度は美味しくなりました。でもやっぱり全然かなわないですね~。
でも抹茶っていうのは味も大事だと思いますが、点ててるその時間も良いもんです。
なんか優雅じゃないですか?心もなんとなく澄んできます。なんとなく。
あと抹茶の利点として、ゴミが出ないってこともありますね。全部飲むので。茶碗を洗うのも楽。
そう、茶碗。茶碗も良いですよね~。
それまでまったく興味のなかった茶碗にも興味を持ち始めました。
自分では作らないですけどね。たぶん変なのしかできないだろうし。
一番好きなのは「黒楽」です。シンプルですが、抹茶の緑がよく映えます。
こんなの。
ろくろを使わずに手とへらだけで作るそうです。手捏ね(てづくね)と言うそう。
形がちょっといびつで、でもそれが良いんです。
値段はピンキリですね。自分が使ってるのは500円くらいで買ったものです。
茶器の展示会みたいのがあって、そこで安く売られてたものを買いました。
もちろん高いのもあって、確かその時は400万円くらいのがあったと思います。4ケタ違う。
でも自分には500円のと400万円の違いが分かりませんでした。じゃあ500円でいいやと。
お茶の先生(看護師さん)が言ってたのですが、楽茶碗は基本的には「新しければ新しいほど高い」そうです。
今の楽さん(今は十五代目だそう)が作るのが一番高くなるんでしょうか?もちろん例外もあると思いますけど。
他の焼き物も好きです。信楽焼、萩焼、織部焼(美濃焼の一種だそう)などなど。
あと備前焼も好きですね。なんか無骨な感じが。茶碗ではなくて花瓶とかかな?
ちなみに茶碗では「一楽二萩三唐津」というそうです。格付けらしいですけど、まあどうでもいいですよね。
好きなのを使うのが一番だと思います。自分は黒楽が好きですけど(赤楽っていうのもあります)。
最近は抹茶を点てることもしばらくしてないな~。また点てようかな。
みなさんも興味があったらやってみてください。美味しいのは本当に美味しいですよ~。
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